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10月の学習・生活の様子(いいで子ども議会一般質問①)    飯豊町をより他地域にPRし、経済的に豊かになるために
   ~飯豊町版『黒獅子祭り競演会』の開催について~

 私たちは今年度、総合学習の一環で、「獅子舞」について調べました。飯豊町の『黒獅子』は町の無形文化財にも登録され、歴史あるとても貴重なものであると学習しました。特に、手ノ子八幡神社は250年近くの歴史がある獅子頭があるなど、非常に歴史あるものであると再確認できました。
 そこで、この貴重な獅子舞をイベントして大々的に取り上げ、飯豊という町を他市町村にアピールし、経済的にも豊かになるように、各地区の獅子が競演するお祭りを設けてはどうかと考えました。このイベントを復活させ、取り上げることで、町に2つの大きなメリットがあると考えます。
 1つ目は、観光とのつながりです。9月の議会報の中で屋嶋議員さんが『現在の観光スポットは点在しているため、その場の観光で終わってしまう。』と質問していました。お祭りをきっかけに町のお店などに獅子頭やポスターを飾ってもらうなどすれば、各地区の例大祭などの宣伝にもなります。実際に長井市の「黒獅子祭り」では、商店街などでこういった宣伝を行うことを通して、他の例大祭や観光地の宣伝をしているそうです。この宣伝を通して、中津川地区の『水没林』や『ゆり園』、『めざみの里 観光物産館』など飯豊町内の他の観光地の宣伝にもつながると考えます。このように、祭りを通して、町内の他の観光地に向かう人も増えるのではないかと考えました。
 2つ目は、町へ経済的なメリットがあることです。10月に舟山議員さんに小学校で講演をしていただきました。昨年度は記録的な大雨による、復興で使われる予算として、予算が増えてしまったということをお聞きしました。また、実際に復興が全てすんだかというとそうではありません。鉄道や橋などまだまだ課題はあります。そんな中、私は「町に入ってくるお金が少なくなれば、復興にも時間がかかってしまうのだ。」と感じました。町で使えるお金が減ってしまえば、様々な支援が無くなってしまうのではないかと考えます。
 そこで、実際に長井市の観光協会に連絡をとってみたところ、長井市で行う「黒獅子祭り」では、なんと1万4000人の観光客が訪れるそうです。飯豊町でも同様に、このイベントをきっかけに町に入ってくるお金や人が増えれば、来年度の予算も増え、町の人への支援も豊かになるのではないかと考えます。
 以上、経済的に2つの大きな経済的なメリットがあることから、獅子舞競演会の提案を行います。